新橋 汐留 内科 ラファエルクリニック

「ラファエルクリニック」院長の牧野桂花です。
当院は新橋、汐留を主要駅として複数路線からも通院に便利な
立地にあります。
患者様は、一般内科に加えて統合医療の診療も受けることが出来る、
新しいスタイルのクリニックとして2012年4月に開院致しました。

私は内科と救命救急センター両方での勤務経験から、
命の大切さとはかなさを痛切に感じながら医師をしてまいりました。
生きたくて生きたくて、それでも明日を迎えることが
出来ないまま亡くなって行かれた方々をたくさん診て来ました。
その度に、ご家族様の嘆き悲しむ姿を目の当たりにし、医師としてやり場の無い悲しみや悔しさを
幾度となく経験してきました。
葛藤もありました。

「もう少し早ければ、
もう少し早く親身になって治療にあたってくれる主治医と出会っていれば、
もう少し早く自身の健康チェックをしてくれていれば、
もう少し早く自分の生活に問題意識を持っていてくれれば・・。
なぜ、本当のことを言ってくれる人が誰もいなかったんだろう・・。」

親身になって本気で心配し、時には厳しく注意し、時には寄り添いながら根気強く励ましてくれる、
心の通う人がもし一人でもいてくれていたら。
そして患者様自身も、もし、もっと早く本当に心配してくれている人の言葉を素直に聞き入れることが
出来ていたとしたら、人生は恐らく確実に今とは違っていただろうに、と思うことが本当に多くありました。

何故なら、どんなに強い事を言って生きて来られた方でも、
実際に命に関わる事態になった時に強がりを言っていられた方は誰一人いらっしゃらなかったからです。
皆さま一様に、その時になって「孫に会いたい」「1日でも長く生きていたい」「怖い、助けてくれ」、
そう言って涙を流されました。
残される家族も同じです。
「1日でも長く生きていて欲しい」
「息をしているだけでもいいから生きていて欲しい」
「もう一度だけ、家に帰って一緒にたわいない日常の生活をしてみたかった」
「何の恩返しも出来ていないまま逝ってしまった」
「喧嘩したままで、仲直りできなかったことを生涯悔やんでいる」など。

すべての言葉は重く、それぞれの言葉に、その時々の患者様とご家族様の顔が今でも鮮明に浮かびます。

医師として15年以上の勤務経験を経て思った事は、
「現実が変わらないのであれば、全ての患者様の
『親身になって寄り添う人』に私自身がなろう」ということでした。
そして開業を決意しました。
そのために役立つと思われることをとにかく一生懸命勉強しました。
並行して、幅広い経験が積めるような仕事を選択して技術を磨きました。

そして2012年、汐留に「ラファエルクリニック」を
開院することができました。
開業に当たっては、大変多くの心ある方々に暖かい応援をいただきましたお蔭で実現出来ましたことを
心から感謝しています。
「ラファエル」とは、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、聖書に記されている
キリスト教三大天使の一人で「癒し」を司る天使の名前です。
そのお名前を頂いて、当クリニックの名前にさせていただきました。

近年、医療は急速な進歩と同時にその質も急激に変化する時代を迎えています。
情報は溢れていますが、では一体何が本当のことなのかを教えてくれる場は極めて少なく、
そのため人間が情報に翻弄され、時には誤った情報を掴み右往左往して生きざるを得ない時代です。
どの分野も同じですが、正しい情報を得るには信頼出来る専門家を見つけてまず相談することが早道で、
何より失敗がありません。

当院では、身近なかかりつけ医として、日常の生活で起こる一般内科疾患（風邪、胃腸炎から高血圧、
糖尿病等の生活習慣病など内科全般）の治療を幅広く行っています。
更に、ご希望の方には病気にならない体を作るための究極の予防医療として、
有害金属、フードアレルギー、ストレス度検査、がん遺伝子検査や点滴などを用いて、
免疫やホルモン、栄養素といった分野からもアプローチして究極の健康状態を実現するお手伝いを
行っています。原因が分からない体調全般の不良や疲労感、お子さんの問題などについても
適時ご相談をお受けしています。歯科とも連携を取り全身のトータルな治療に当たっています。
こちらを"統合医療"といいます。

どうぞお気軽にご相談下さい。
「ラファエルクリニック」をどうぞよろしくお願い致します。

ラファエルクリニック　院長　牧野　桂花