特に思い当たる節もないのに元気が無く、疲れが取れにくいことはありませんか。
原因の分からない関節の痛みに悩まされたことはありませんか?
体調や精神状態は、日々変化しています。
体調や精神状態に支障をきたして医療機関を受診しても、はっきりとした原因や有効な治療法も見つからない場合も多くあります。
私たちの体は、単独で存在しているのではなく、多くの外因と関連して生命活動を行っております。
食べ物や日々の行動、また生活する環境からも影響を受け、それらとの関わり合いの中で生きているわけです。
体と活動、周りの環境における関係性を見ると、私たちの体や健康は常に危険にさらされているといえます。
例えば、新しいウィルスや様々な細菌による感染、環境の汚染、抗原、フリーラジカル、食品化学や添加物、重金属、抗生物質の過度な服用、そして日々の精神的なストレス等は私たちの健康を脅かしています。
そこでバイオロジカル検査では、重症の疾患は体内でプロセスされる生化学物質が、生化学的に変化した結果、表れたものであるという観点から現在お悩みの体調不良を検査・診断していきます。
「つまりバイオロジカル検査とは、体内で起こっているアンバランスな生化学的状態を調べる検査です。」
さらにバイオロジカル療法とは、より健康に生きていくために適した検査と治療法のアドバイスを行うことです。
※ バイオロジカル検査の一つとしてラファエルクリニックでは、有機酸検査と腸内フローラ検査を行っております。
以下に詳しくご説明を致します。
有機酸検査(尿検査75項目)
代謝とは体にとって必要なエネルギーを生成するための重要な一連の生体プロセス=化学反応です。
この代謝で活用されるものが「有機酸」です。
体内では、様々な代謝物や化合物が生成されています。
これらの化合物は、タンパク質や脂肪、糖質など食事によって体内に摂取されるものに由来しており、エネルギーの生成、細胞の維持や怪我の治癒等に役立っております。
有機酸検査では、尿中の有機酸化合物や代謝副産物を調べることで、私たちの体内で起こっている細胞レベルでの異変や代謝機能、消化器系の酵母菌や腸内細菌の状態、栄養素の過不足など様々な情報を知ることができます。
通常、尿中に現れる有機化合物はごくわずかですが、ビタミンやミネラルの欠如、代謝不全、酵素の機能異常、腸壁の損傷、胃腸内の酵母菌や悪玉細菌の過剰増殖、環境毒素への曝露、炭水化物の過剰摂取などにより、通常では存在しない有機酸が検出されます。
- 以下のような症状の方に有機酸検査をお勧めします。
- 高脂血症、動脈硬化、メタボリックシンドローム、低血糖症、糖尿病、高血圧、不整脈、低血糖症、甲状腺機能低下症、手足の冷え、エネルギー不足、老化、糖化、慢性疲労症候群、子宮内膜症、結合組織炎、IBS(過敏性腸症候群)、 LGS(腸管壁浸漏症候群)、下痢、便秘、多発性硬化症、感染症の再発 など
※ 詳細はラファエルクリニックまでお気軽にお問い合せください。
腸内フローラ検査
- 広範囲の消化器系の状態を調べたい場合は、腸内フローラ検査をお勧めいたします。
- この検査は便検体を2日続けて採取しなれければいけませんが、より広範囲の腸の状態を調べることが可能です。
さて、多くの慢性疾患や難治性疾患の一因が消化器系の問題であることはあまり知られていません。
どんなにバランスの良い食事をしても、栄養素が正しく吸収され、体内の代謝活動に使用されなければ意味がありません。
つまり消化器系の問題が、全身の神経系や免疫系、肝臓系の問題にも関係しております。
そこで腸内フローラ検査では、慢性疾患や神経系機能に影響を与えている病原性の酵母菌、寄生虫、細菌等の有無を調べることが可能です。
悪性の腸内細菌や酵母菌などの増殖が見られる場合には、抗真菌薬及び天然抗真菌物質の感応性についての情報も得られます。
- 次のような疾患にお勧めの検査です
- ● 自己免疫不全
- ● 結合組織炎
- ● 学習障害
● 慢性疲労- ● 過敏性大腸症候群
- ● 乾癬
● クローン病- ● 関節痛
- ● 精神病 等
※ 詳細はラファエルクリニックまでお気軽にお問い合せください。
症状別推奨検査
有 機 酸 検 査 |
毛 髪 金 属 検 査 |
尿 中 有 害 金 属 検 査 |
免 疫 調 整 療 法 検 査 |
ア遅 レ延 ル型 ギフ || 検ド 査 |
広 域 便 検 査 |
脂 肪 酸 分 画 |
|
アレルギー /皮膚炎 |
○ | ○ | |||||
関節炎 | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
カンジダ・ イースト増殖 |
○ | ○ | ○ | ○ | |||
化学物質の暴露 | ○ | ○ | ○ | ||||
慢性疲労 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
大腸炎(下痢) | ○ | ○ | ○ | ||||
Ⅰ/Ⅱ型糖尿病 | ○ | ○ | ○ | ||||
消化器疾患 | ○ | ○ | ○ | ||||
耳感染 | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
繊維筋痛 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
免疫欠陥 | ○ | ○ | ○ | ||||
多発性硬化症 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
乾癬 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
痙攣性疾患 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |