新橋 汐留の内科 ラファエルクリニック

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2015年2月28日発売の「Oggi」4月号に当院が紹介されました。

「In Red 3月号」に記事が掲載されました。

「日経woman 12月号」に記事が掲載されました。

「GOLD」の「自分の体を詳しく知ろう」にて「遅延型フードアレルギー検査」に注目など掲載されました。

「日経ヘルス」に「分子栄養学の最新検査と栄養療法が受けられる、全国の医療機
関19」に当院がリストアップされました

健康365」に平成25年4月より毎月連載を書きます。ご一読ください。

CREA9月号-働く女性に安心全国クリニックガイドに掲載されました!

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キレーション点滴-各種点滴

キレーション治療とは

キレーション治療は1940年代より、鉛などの有害金属を体外に排出するための治療として行われてきました。

キレーションの語源は、ギリシャ語のキレ(カニのハサミのこと)に由来しており、キレート剤が体内の有害金属を挟んで結合する特性から「キレーション」と名付けられました。

さらにその後になり、心臓病や動脈硬化などの循環器疾患の治療にも有効であることが確認されました。
その上、キレーションの抗酸化作用により、血管が若返り細胞が活性化する効果も認められております。

現在、アメリカでは100万人以上の方が心臓病や動脈硬化などの治療目的でキレーション治療を受けています。

キレーション治療の2つの目的

キレーション治療により期待できる効果は大きく以下の2つです。

  •  金属デトックス
  •  心筋梗塞や動脈硬化の予防及び改善

キレーション治療には、前述のように
1)体内の有害金属を排出する目的で行うもの(金属デトックス)
2)動脈硬化の予防・改善を目的に行うもの
があります。

上記の他、キレーション治療には血中の酸化を防止し、血液をサラサラにする効果もあるため、
 老化防止や若返り効果等も期待できます。

キレーション治療を行う目的に応じて、検査法や使用するキレート剤が異なります。 以下に詳細をご説明致します。

キレーション治療で有効な病態や病名について

キレーション治療では以下の病気等の予防・改善に効果が期待できます。

  •  有害金属の蓄積が原因となる様々な症状
  •  動脈硬化や細胞の石灰化
  •  高血圧
  •  脳梗塞や心筋梗塞、その他の心臓疾患
  •  細胞の抗加齢(アンチエイジング) など

有害金属の蓄積が原因となる主な症状および病気一覧

主な症状

一般的に体内に鉛や水銀などの有害金属が蓄積すると次のような症状が現れることがあります。

  •  疲れやすさ、倦怠感
  •  肌荒れ、皮膚炎
  •  アレルギー症状
  •  手足等のむくみ
  •  筋肉や関節の痛み
  •  頭痛や頭重感
  •  イライラや集中力の低下
  •  目の疲れ
  •  冷え性
  •  肩こり
  •  めまい
  •  しびれ
  •  抑うつ症状
  •  腸の不調 等

主な病気等

以下に主な有害金属の体内蓄積が原因となっている可能性の高い病気等を列挙します。

水銀 手足の震えや痺れ、うつ症状、不眠、視力低下、情緒不安定、記憶力の減退、集中力の低下、中枢・末梢神経障害、自閉症、免疫機能の低下、アレルギー、皮膚炎、蕁麻疹、カンジダ症、心臓血管疾患、動脈硬化 等
貧血、眩暈、末梢神経障害、記憶力の減退、集中力の低下、イライラ、免疫機能の低下、骨や筋肉の痛み、腹痛、高血圧、腎機能障害、発がん 等
カドミウム 脱毛、貧血、腎機能障害・たんぱく尿、骨折、筋肉痛、関節痛、骨軟化症、高血圧、低血圧、線維筋痛症、慢性疲労症候群、心筋梗塞、骨粗鬆症、発がん 等
ヒ素 聴力障害、胃腸障害、末梢神経障害、多発神経炎、手足の痺れ、色素沈着、角質の異常、皮膚炎、貧血、骨髄抑制、心臓血管疾患、動脈硬化 等
アルミニウム アルツハイマー病、認知症、線維筋痛症、慢性疲労症候群、マグネシウム喪失、尿中アンモニア排泄の増加 等
ニッケル アレルギー、皮膚炎、金属アレルギー、不眠、下痢、鼻炎・副鼻腔炎、喘息・呼吸器感染症、NK細胞活性の低下、発がん 等

キレーション治療前の検査方法について

キレーション治療の目的が金属デトックスなのか、動脈硬化の予防・改善なのかにより、検査方法が以下の通り異なります。

1)体内の有害金属蓄積についての検査方法

体内の有害金属蓄積についての検査方法には

  •  毛髪金属検査
  •  尿中誘発試験

があります。

2)動脈硬化の程度についての検査方法

動脈硬化の程度については、1)CAVI検査(血管年齢)、2)いくつかの動脈硬化の指標となる血液検査等 を参考にします。

なお、キレーション治療後の効果を評価する際にも上記検査を行います。

キレーション治療の実際

1)有害金属に対するキレーション治療

有害金属の体内蓄積改善を目的としたキレーション治療の場合、点滴によりCa-EDTAというキレート剤を投与します。

~動脈硬化に対するキレーション治療の回数と評価について~

Ca-EDTAの点滴時間は、1回おおよそ45~60分ほどです。
週に1回もしくは2週間に1回の頻度で点滴治療を行い、20回の点滴が1クールとなります。

なお、5~10回ごとに検査を行い、改善の度合いを評価します。
(上記はあくまで目安であり、治療回数や頻度については受診の際に患者様の状態に合わせご提案して決めていきます。)

有害金属による各種症状が改善または消失した場合、
 あるいは概ね体内の有害金属が減少したと認められる場合に
 治療の終了を検討します。

2)動脈硬化に対するキレーション治療

動脈硬化の予防・改善を目的としたキレーション治療の場合、点滴によりNa-EDTAというキレート剤を投与します。

~動脈硬化に対するキレーション治療の回数と評価について~

Na-EDTAの点滴時間は1回おおよそ60分~90分ほどです。
週に1回もしくは2週間に1回の頻度で点滴治療を行い、20回の点滴が1クールとなります。

なお、5~10回ごとに検査を行い、動脈硬化の改善の度合いを評価します。
(上記はあくまで目安であり、治療回数や頻度については受診の際に患者様の状態に合わせご提案して決めていきます。)

上記が終わった後は、月に1~2回ほどの維持治療を行います。

キレーション治療ができない又は不適当な方

  •  妊娠中の方 (絶対禁忌)
  •  急性鉛脳症 (絶対禁忌)
  •  キレート剤や使用薬剤に対し、過敏性のある方
  •  中等度以上の腎機能障害のある方
  •  心不全の方
  •  進行中の肝臓疾患の方 
  •  抗凝固剤の内服を行っている方
  •  糖尿病のコントロールが悪い方 
  •  未成年の方 等

詳しくは当院までご相談ください。

注意事項

 キレーション点滴前には食事をしっかり摂ってください。
  また点滴前後では、水分を多めに摂取してください。(最低500ml程度)

 キレーション治療中はサプリメントを内服していただく必要があります。

 キレーション治療後に、尿から金属臭がすることがあります。
  これは有害金属が排泄されている証拠ですので、ご安心ください。

 キレーション治療を行うにあたり、腸内環境が悪い方や必須ミネラルが著しく不足している方については、
  まず先にサプリメントを服用していただき、事前にお腹のケア等を行い体を整えた上で、キレーション治療を
  開始する場合があります。

有害金属中毒による皮膚炎 デトックス治療による改善例

20代 女性

主訴

掻痒感を伴う皮疹

経過

以前より春と秋に花粉症症状があり花粉症の薬をもらっていた。3ヶ月ほど前から右手背に強い痒みを伴う湿疹が出るようになった。掻くとまた広がって行く感じだった。皮膚科で内服薬と塗り薬をもらって使っているが良くならない。ステロイドを塗るとわずかに痒みはやわらぐものの治ることはなく、逆に徐々に悪化している。複数の病院を受診するも原因わからず、当院を受診。


初診時所見

右手背の第1指付け根部分、左手第2指、および両側下肢(足)前部のそれぞれ掻痒感を伴う皮疹を認める。一部は浸出液を伴う(水が出てぐじゅぐしゅした状態)。


検査

・毛髪金属検査:水銀↑↑↑、

その他、ヒ素、鉛、タリウム、等複数の有害金属↑あり

○その他、オリゴスキャン、遅延型フードアレルギー検査、等の複数の検査も合わせ行っている。


治療

キレーション治療(デトックス)を開始、医療専用サプリメントを併用した。

結果

<キレーション3回目>・・徐々に改善傾向見られている


<キレーション8回>


<キレーション11回>


<キレーション15回>


治療経過

キレーション開始後から徐々に皮膚炎、皮疹は改善傾向となり、現在はほぼ消失した状態まで回復。発汗量が多い時期はまだ右手のみわずかに痒みが出るが、ほぼ軽快した状態を維持出来ている。当院で内服(飲み薬)や外用(塗り薬)薬剤は一切使用していない。現在も薬剤は使用せず。必要性も感じない、とのこと。


患者様の感想

治療を受けて良かった。

何処へ行っても原因がわからず治らなかったが、有害物による中毒疹だとは考えたこともなかった。

痒みを我慢するのはとても辛く、痒さでよく眠れないことも多かった。

今までは仕事や買い物などで手を出す時などとても気になり嫌だったが、今はその辛さから解放されてとても嬉しい。友人や職場の人たちからも、綺麗になって治ったね、と言われる。

その他、顔色がとても良くなったと多くの知り合いに言われる。

(初診時は顔色がやや沈んでいて、医師初見からは一見、軽度の黄疸も否定できないと感じる状態だったたが、血液検査で黄疸の値は問題なく、一般的な検査値は全て正常値だった。)


☆院長より☆

有害金属蓄積による中毒疹の典型的な所見です。経過も典型的な症例です。


手の他に、頸部や体幹、顔面や四肢など多様な部位に様々なタイプの皮膚症状を伴い、皮膚科の治療を受けてもいつまでも完治しないのが典型例です。


アトピー性皮膚炎、ストレス性による症状、何らかのアレルギーではないか、など、様々な病名をつけられ漫然とステロイドの塗り薬等を処方されて通院を続けていらっしゃるケースが非常に多いです。


治らないことと、原因がよく分からない点に疑問を持ち当院のようなクリニックを受診していただけた方は、今回のように根本治癒が望めるため、我慢する事なく皮膚科の薬も通院もやめることができるケースがほとんどです。


更に、当院での治療もある期間きちんと通っていただければ、当院の通院さえ卒業出来る時期が皆様に来ます。


とにかく、そこは体感してもらってご理解いただく他無いのですが…。


有毒物質中毒は今現在も保険診療内にクライテリアが無いため、多くの方が全く別疾の患と間違われて治療を続けられているケースがほとんどです。


検査と治療のため初期投資はある程度かかりますが、原因を突き止めてきちんと根本治療すれば皮膚科通院や薬は必要なくなるケースがほとんどですので、それが高いか安いかはよく考えてご判断いただけたら良いかと思います。


総合的に考えていただけたらご理解いただけるかと思いますが、今後漫然と皮膚科の治療に費やし続けなければならない生涯の時間と、保険とはいえ永遠に支払わなければならない治療費、加えて長期投薬による薬の副作用、そして何よりその症状により延々耐え続けなければならないストレスは計り知れず、それには終わりが無いのです。

結局それと比較して考えると、当院での治療費用など、料金的な部分だけ見ても簡単に出てしまいます。


夜痒くて眠れない、人前に出るのにコンプレックスを感じ続け人前を避けるようになった、恋愛や結婚に自信が持てず諦めてしまう、皮膚を隠すための服ばかり選ぶようになりおしゃれが出来なくなった、学校で虐めにあう、などなど。

様々な辛い思いをされた患者様が今も当院に多くいらっしゃっています。


失った人生の時間は二度と戻りません。

辛すぎた思い出も心に深く刻まれてしまって、生涯忘れることは出来ないことでしょう…。

それは非常に悲しいことです。


皮膚症状にもし思い当たる点がある方は、是非一度ご相談ください。

ご相談だけでも大丈夫です。

患者様の声

治療を受けて良かった。 何処へ行っても原因がわからず治らなかったが、有害物による中毒疹だとは考えたこともなかった。 痒みを我慢するのはとても辛く、痒さでよく眠れないことも多かった。

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キレーションというのは、なんと不思議な点滴でしょう。
50歳ごろからなんとなく調子が悪く、血圧上昇・肩こり・食欲不振が続いた上に夏バテも加わり、さらに逆流性食道炎・胃のむかつきもひどく困っていました。

60歳女性 続きはこちら »

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